ランナーのための薬膳

記録が伸びない、つかれるというあなた。
食生活の見直しも大切です。

「ランナーのための薬膳」では筋肉を強化する、エネルギーをチャージするなど目的にあった薬膳ならではのおいしくて、ランナーのカラダづくりのためのメニューが続々…。
ランニングライフのさらなるステップアップに是非お役立て下さい。

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vol.19<br>肺の働きを高めるための薬膳

カテゴリ デザート

肺の働きを高めるための薬膳

白きくらげの杏仁豆腐

杏仁豆腐

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材料

■ 白きくらげのシロップ煮(作りやすい分量)

  • 白きくらげ……20g
  • 水……600㏄
  • 甜菜糖……50g(きび砂糖でも代用可)
  • はちみつ……30g
  • レモン汁……大さじ2

■杏仁豆腐

  • 豆乳……400㏄
  • 杏仁霜……20g
  • きび砂糖……30g
  • 寒天……2g
  • 季節のフルーツ……適宜

作り方

白きくらげの杏仁豆腐

1

  • 白きくらげは洗って、水に30分ほど浸ける。もどったら細かく刻む。

2

  • ①の白きくらげを熱湯でさっとゆでこぼす。

3

  • 水に白きくらげ、甜菜糖を加えて蓋をして、15分ほど煮る。

4

  • はちみつ、レモン汁を加える。
    そのまま食べても、デザートに乗せてもおいしい
    ※このまま冷蔵庫で1週間ほど保存できる。

杏仁豆腐

1

  • 豆乳、杏仁霜、きび砂糖、寒天を鍋に入れてよく混ぜる。

2

  • 強火にかけ、沸騰したら弱火にし、1分煮て火を止める。

3

  • 器に移し、冷やし固める。

潤肺(じゅんぱい)宣肺(せんはい)

中国医学では肺の働きを高めて、呼吸をサポートする働きのある食材があります。白きくらげ、蓮根、ゆり根、杏のタネ、かぶなどの白い食材です。特に白きくらげには粘膜の潤いを保つ働きがあり、また杏仁豆腐の材料、杏のタネは咳を止め、呼吸を整える効果があります。身近でおいしいデザートで肺の働きを整えましょう。

柱となる食材

食材メモ白きくらげ

白きくらげ

中国では「銀耳」と呼ばれ、中国高級きのこ四珍の一つで有名です。肺に潤いを与え、肌の保湿や美容には欠かせない食材です。その潤い作用でのどの渇きや空咳も改善します。また、ヒアルロン酸以上の保湿効果がある白きくらげ多糖体も含まれています。

食材メモ豆乳

豆乳

大豆の栄養素がたっぷり含まれていて疲労回復や消化不良に効果があります。薬膳では白い食材は肺やカラダを潤すと言われています。カラダの余分な熱を取り除いて潤いを与えるので、のどの渇きや咳の改善に効果があります。

食材メモ杏仁霜

杏仁霜

杏の種の仁を擦りつぶしたものが杏仁霜。漢方の一つで、のどを潤し、咳をしずめ喘息などの症状を和らげてくれます。また、腸も潤すことで便秘も解消します。肺は乾燥の影響を受けやすいため、負担がかかると咳が出たり、肌や皮膚が乾燥したりします。

先生プロフィール

薬膳料理

阪口珠未(さかぐち すみ)

株式会社漢方キッチン代表
文部省(現文部科学省)国費留学生として北京中医薬大学で中医学を学び、帰国後「おいしく、カラダとココロをリリースする」をテーマに漢方キッチンを設立。新聞、雑誌などに執筆多数。レストランメニュー開発、薬膳料理教室を中心に活動。著書に『子宮力アップレシピ』(主婦の友社)、『毎日使える薬膳&漢方の食材事典』(ナツメ社)など。
http://kanpokitchen.com

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