ランナーのための薬膳

記録が伸びない、つかれるというあなた。
食生活の見直しも大切です。

「ランナーのための薬膳」では筋肉を強化する、エネルギーをチャージするなど目的にあった薬膳ならではのおいしくて、ランナーのカラダづくりのためのメニューが続々…。
ランニングライフのさらなるステップアップに是非お役立て下さい。

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vol.15<br>血流促進のための薬膳

カテゴリ 夜ごはん

血流促進のための薬膳

韓国風ぶり大根

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材料4人分

■ 韓国風ぶり大根

  • ぶり(切り身)……3切れ~4切れ(400g)
  • (下味:しょうゆ大さじ1・酒大さじ1)
  • 大根……1/2本(500g) 
  • しょうがのすりおろし……10g
  • にんにくのすりおろし…… 1かけ
  • ねぎ……1本 
  • コチュジャン……大さじ1
  • キャノーラ油……小さじ2
  • 中華スープ……500cc
  • すりごま……大さじ1
  • かいわれ大根……1/2束
  • ごま油……小さじ1

■調味料

  • しょうゆ……大さじ1~2
  • 酒……大さじ1

作り方

韓国風ぶり大根

1

  • ぶりは大きめの一口大に切り、下味(しょうゆ大さじ1・酒大さじ1)につけておく

2

  • 大根を乱切りに切る。ねぎのみじん切りに切る。

3

  • 鍋にキャノーラ油(小さじ1)を入れて熱し、ぶりを入れてこんがりと焼き取り出す。(下味の調味料はとっておく)

4

  • 続いて、残りのキャノーラ油(小さじ1)を入れて、すりおろしたしょうが、にんにくそしてコチュジャンを入れて弱火でじっくり3分ほど炒める。香りが立ったらねぎを加えて炒める。

5

  • ④に中華スープと大根、調味料を加える。
    沸騰したら、中火にして蓋をずらして20分ほど煮る。

6

  • ぶり戻し入れて、からめるように煮含める。

7

  • 火を止めてすりごま、ごま油を加えてかき混ぜる。

8

  • 盛り付けて、かいわれ大根を飾る。

温陽・活血(おんよう・かっけつ)

中国医学では血は脂のような性質をもち、冷やすことで固まって流れが悪くなり、温めることでスムーズに流れると考えられています。
血液循環を高めるには、温める働きのある食材と血流促進効果のある食材を組み合わせることポイントです。
EPAが豊富に含まれるぶり、カラダを内から温めるしょうが、にんにく、ねぎ、唐辛子が冷えや筋肉のコリ、疲労からの回復を促します。

柱となる食材

食材メモぶり

ぶり

青魚のなかでのトップクラスの栄養が含まれています。
血液をサラサラにするEPAや脳を活性化するDHAが豊富に含まれているので老化防止効果が期待できます。
また、鉄分も含まれるので貧血予防にも効果があります。
ビタミンやミネラルは血合いに多く含まれているので残さず食べましょう。

食材メモしょうが

しょうが

薬効の高いしょうがはカラダを温める作用が強く発汗を促します。
辛味成分のジンゲロールやショウガオールには血行を促進する効果があります。
カラダの隅々に血液がいきわたることでカラダの中から温め、冷え症を改善します。

食材メモにんにく

にんにく

「気・血」をめぐせカラダを温め、五臓の機能を活性化する働きがあります。胃の働きを整え消化吸収を高めます。
アリシンは疲労回復や血液をサラサラにする効果があります。
またビタミンEは末梢血管を拡張し血行を促進します。

食材メモねぎ

ねぎ

「気・血」のめぐりを改善しカラダを温める作用があります。
ねぎに含まれるアリシンやネギオールが血のめぐりをよくすることで、代謝や発汗を促します。
体温を上げる効果も期待できるので免疫力アップにも効果的です。

先生プロフィール

薬膳料理

阪口珠未(さかぐち すみ)

株式会社漢方キッチン代表
文部省(現文部科学省)国費留学生として北京中医薬大学で中医学を学び、帰国後「おいしく、カラダとココロをリリースする」をテーマに漢方キッチンを設立。新聞、雑誌などに執筆多数。レストランメニュー開発、薬膳料理教室を中心に活動。著書に『子宮力アップレシピ』(主婦の友社)、『毎日使える薬膳&漢方の食材事典』(ナツメ社)など。
http://kanpokitchen.com

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